結局、NT検査の結果はLow-risk。血液検査の結果を加えてもLow-risk(Negative)だった。ただ、90%のDetection Rateというのがずうっと引っかかっていた。あくまでも確率だから、羊水検査をしないと100%わからない。私の場合、高齢出産なので、羊水検査をするべきかどうかで悩んでしまった。万が一、障害を持った子が産まれて来たら、育てられるのか?まわりの高齢出産した友人に相談してみると、羊水検査をしたのは40歳で二人目を産んだ友人のみで、意外にしていない人が多かった。夫と何回も話し合って、羊水検査による流産の確率の方が、false-negativeである確立よりよっぽど高いということで、羊水検査はしないことにした。この子に全く異常がないのに、リスクを負って羊水検査をして万が一流産してしまったら? それこそ一生後悔するだろう。IVFを出血を乗り越えて、ここまで育ったはーちゃいにリスクを負わせるなんて絶対できなかった。
つわりは9週くらいから始まっていたが、昼間は調子がよく、気分が悪くなるのは夕方以降だったので、比較的楽だった。一度だけ、夜になって、ものすごく気持ち悪くなって、夫にも家で料理しないで、一人で外食してもらったくらい。しかも新鮮な空気を入れるために窓を開けると、隣人が肉を焼いている匂いがして、その匂いでさらに気持ち悪くなった。吐きたくても吐けず、つらかった。でもひどかったのはその時くらい。
友達が遅いバースデーランチを企画してくれた。その時は和食の出汁の匂いがダメだったので、西洋料理にしてもらう。その次の日の日曜日、朝からバタバタと掃除や家事をしてしまった。そうしたら夜中に寝ている間に出血したらしく、次の日の朝、茶色い古い血が下着についていた。
もうこの時点で完全にトラウマになった。もうトイレに行くのも恐怖だった。やっと落ち着いて来たかと思ったら、またやってきた出血。
かろうじてよかったことは、古い血で茶色だったこと。すぐにまた担当医に連絡する。その週の木曜にNTテストのスキャンが予約されていたので、それまで様子を見ろと言われる。出血が泊まっていれば問題ないと。先生はかなり楽観的な様子。こっちはそんな余裕ないっつーのに。
彼いわく、出血は非常によくあることで、彼の患者でも妊娠中期までずうっと出血している人もいると言う。原因はおそらく胎盤からの出血だろうと。少量の出血なら問題ないが、大量の出血はよくないので、また出血があったら、すぐに連絡しなさいと言われた。そして、今の時点で心拍が確認されれば、流産の確率は非常に低いので、リラックスしなさいと。
仕事のことも相談してみた。ある会社から、私はある業務の経験者で、どうしても来て手伝ってほしいと言われていたので、仕事をしようかどうか迷っていた。先生いわく、家にいても心配してしまうから、外に出て気分転換しなさいということだった。
その会社の担当者と相談して、体に負担がかからないよう、安定期までは週2日、その後は週3日で一日5時間くらい程度働くことになった。先方としては、私が来る事で非常に助かるらしく、好条件で雇ってくれることになった。
次の日の朝、出産予定の病院へタクシーを飛ばし、スキャンで赤ちゃんを見てもらう。赤ちゃんは元気で心拍も無事確認される。安堵で涙があふれる。担当の女性が「It must have been very hard for you」と肩をさすってくれた。
この日は7週と6日目で、赤ちゃんのCRLは15mm。豆サイズ。
やっぱり胚を二つ戻しても必ずしも双子になる訳じゃないんだ。あの時、ひとつだけ戻していたら、今回妊娠しなかったかもしれない。やっぱり二つ戻しておいてよかった。夫の判断は正しかった。
この日、双方の親に妊娠したことを伝えた。うちは初孫!











